講道館青少年育成講習会

講道館青少年育成講習会inてっぺん!

公益財団法人 講道館 の主催による「講道館青少年育成講習会」が11月10日(日)に稚内市緑体育館で開催されました。

嘉納治五郎師範が考えた柔道の根本の思想、及び技を学び、日本の将来を背負う青少年に講道館の真の理解と、柔道を通じた心身の健全な育成及び柔道指導者の資質の向上を図ることを目的として、2014年から毎年6会場で開催されており、今年度第一回目。てっぺん開催は全国で31番目だそうです。

折角の有難いご縁を頂いたので、280枚の畳を総合体育館から緑体育館に移動して会場を設営し、講師の先生を出迎えました。

今回の講習会では、

講道館道場指導部 部長 鮫島元成 先生

講道館道場指導部 参事 道場良久 先生

に、講師としてお越しいただきました。

参加者は、稚内市内の小学生から大人までの柔道愛好家、また、隣町の豊富町や留萌市、旭川市から、総勢約70名の参加をいただきました!

講習内容は、講義、実技指導などを約5時間。

講義は、柔道の創始者、嘉納治五郎師範について、

「道を講ずる」ところであると名付けた講道館の歴史や、

道とは、自他共に幸福になることである。

柔道とは、人生を工夫することである。

講道館柔道修行の目的は、オリンピックで金メダルを取ることではない。自分の人生で金メダルを取ることである。

と、いった、柔道の目的などについて、鮫島先生から講義いただきました。

実技指導は、礼法の理、基本動作、受け身、打ち込みの方法、など。

打ち込みは相手を投げるための練習。

相手を投げる寸前まで技を掛けていって、初めて打ち込みと言います。

日本の9割の打ち込みがステップ運動。相手が居なくても出来るもの。

そこまで打ち込むことで、その人の技の良い所、悪い所が初めて見えてくる。

なるほど。非常に深い、考えさせられたお言葉でした。。。

直接ご指導いただいた子供たちは、柔道の基礎練習が中心でしたが、皆意欲的に取り組んでいました。

柔道を通した青少年の健全育成を目的に掲げているてっぺん柔道少年団としては、その目的が間違えていないことを再確認できたことは勿論、目から鱗の金言もたくさんあり、指導者それぞれの自己研鑽の機会にもなりました☆

柔道を通した青少年の健全育成を目的に掲げているてっぺん柔道少年団としては、その目的が間違えていないことを再確認できたことは勿論、目から鱗の金言もたくさんあり、指導者それぞれの自己研鑽の機会にもなりました☆

講道館柔道の門下生でありながら、日本のてっぺんに住んでいれば、講道館の先生に直々にご指導いただける機会が一生に一度あるかどうか、わからない状況のなかで、この度いただいたご縁は本当にありがたいことであり、柔道を続けてきて、本当に幸せだと実感することが出来た講習会でした。

柔道で繋がるご縁に、本当に感謝!

この度は、有難い機会を頂きまして、本当にありがとうございました。

稚内地方柔道連盟

北海道北宗谷地域の柔道愛好団体です。