稚内地方柔道連盟令和2年度総会

稚内地方柔道連盟の令和2年度総会(書面議決)を開催し、過半数の賛成をもって可決されました。

今年度のメイン事業は、稚内市みどりスポーツパークを核とした生涯柔道

「柔道のある生活をつくる場」の整備に向けた取り組みです。


稚内地方柔道連盟では、柔道の普及発展、並びに会員相互の親睦融和を図る事を目的として、これまで活動してきました。

近年、会員や愛好者、柔道を始める子供たち、それぞれが減少傾向にありますが、少子高齢化やライフスタイルの多様化、地域コミュニティ活動の衰退などの諸々の要因が大きく、

また、全日本柔道連盟の登録者が年々減少傾向にあるとの報告がありますが、これについても、登録の意義や目的などを考えたときに、個々の判断によるものが大きく、ある程度、仕方のないことだと考えていますが、

当連盟について言えば、関係各位の日々のご尽力により、会員等の減少が緩やかに進行してもおかしくない状況の中で、何とか止まっているように思います。

今年度は、新たにオープンした「稚内市みどりスポーツパーク」に柔道場が出来たことを契機として、稚内地方柔道連盟の目的である「柔道の普及発展」のため、

そして、柔道の普及による「関係人口」の増加、そこから愛好者、会員、登録者の増加に、それぞれ繋げていけるような活動を推進していきます。

①一般開放の利用促進

稚内市内の柔道経験者が柔道をやりたいな、と思っても、これまでは気軽に利用できる場所がありませんでした。

新設された「みどりスポーツパーク」の柔道場は、一般開放があり、気軽に利用できますので、連盟会員以外の市内の柔道経験者にも広く声を掛けて利用を促します。

会員の皆様は、今回の柔道場新設を機に、市内の柔道経験者等に柔道場利用を広く呼び掛けてください。

連盟会員であっても、そうでなくても、稚内で柔道を愛好している、愛好してきた人は、皆「仲間」であり、線引きをする必要は無く、柔道の場に気軽に入ってこれるような活動をするべきであると考えます。

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、現状では普通の柔道の練習が出来ない状況であり、特に一般の愛好者は「乱取り稽古」をメインに考えている方が多く、「乱取り稽古」が再開されないと練習参加者が増えないことが想定されますが、一人で柔軟体操をしたり、受け身や一人打ち込みをする等の基本的な運動から再開することを推奨し、積極的な利用を促していきます。

②柔道体験教室の開催

令和元年度は少年団の親を対象に体験教室を開催し、6名が参加しましたが、このような地道な活動の積み重ねにより、柔道に関わる人が増えていくものと考え、令和2年度も継続して実施します。

関係の皆様、今年度もよろしくお願いします。